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活動日記

2016年11月27日の練習日記

おはようございます。パーカッションのミケぽんです。

クラリネットのおかあさんより指名を受けました。おかあさんとは普段会話する機会は無いのですが、あるとき飲み会で同席したときに大事な話をしてくれました。とても参考になる話だったので、現在実践している最中です。
あと、御堂筋線の某駅の改札口で3回ぐらいすれ違いましたかね、確か。

半月ほど前の話ですが、M.G.C.Winds♪さんの定期演奏会でとても素晴らしい演奏を観させて頂きました。私は受付のお手伝いをしていたのでプログラム全ては聴けなかったのですが、1部の3曲目のときだけ休憩がてら客席に観に行ったのです。

その曲は打楽器が主体となっている吹奏楽曲の中では割と有名なほうだと思います。ただ、打楽器プレイヤー7人を要するうえに30種程の楽器を使う曲なので、それらを揃えて練習にこぎつけるのが大変困難なのです。プログラムに組み込みたくてもやむなく断念するバンドも少なくないでしょう。現に私も数年前にこの曲をやりたいと言われたとき、「人数と楽器と練習時間と技術が足りないから絶対無理」と即答しました。「やってもいないのに無理と決めつけるのか」と批判されても無理なものは無理。Bongo4セットとかConga4セットとかテンプルブロック2セットとかタイゴングとか、揃える楽器の種類と数が尋常では無いのです。楽器の用意は買うのでも借りるのでも金銭や労力の負担がありますし、普段仕事を抱えている社会人がこの曲にチャレンジするのはいろんなリスクや犠牲を伴うものだという認識があります。

それぐらい大変な曲を、なんと…MGCさんは打楽器3人だけでこなしてしまいました。しかも他パートのヘルプに一切頼らずに。5人で演奏したとしても賞賛に値するのに、半分以下の3人で…。団長が「アレンジしてカットしたパートがあります」と言っていましたが、カットした部分なんてあったのでしょうか。3人しかいないのに何故か7パート分聞こえる…目を凝らしてよく見たら各人それぞれ同時に複数の楽器を演奏していました。ただ、各人両手を使っても6人分しかない…だからあるプレイヤーは両手の他に足でバスドラムも演奏して3人分のパートをこなしていたのです。曲中の打楽器ソロの部分も、3人だけで見事なアンサンブルを組み立てていました。一見、打楽器のセッティングは楽器の向きが揃ってなくて何も知らない人が見たら雑然とした感じだと思われそうですが、3人での演奏が可能になるようによく考えられ工夫されているのが良く分かりました。多くの楽器数の割には打楽器パートが占める面積があまり広くなかったのは、セッティングが効率良くなされていたからでしょう。そもそも、3人全員の演奏技術が高くないとこのようなことは出来ません。あと、演奏以外の部分でも運搬等で必ず助けてもらわなければならない状況はあるでしょうから、他のパートの理解と協力も欠かせません。打楽器パートの我儘だけではこの曲は出来ないのです。よって、この曲をやり切ったということが、今のMGCの皆さんが協力的で、団体そのものが寛容的だということがすごく感じ取られました。MGCさんの歴史の中でこの曲は伝説にでもなりえるのではないか、と私は勝手に思っています。

それぐらいひたすら感動したのと、生で観られて良かったな~というのと、ただただMGCさんの打楽器の演奏はとてつもなく凄かった、という思いで演奏会場を後にしました。

さて、この日は合奏を始める前に団員全員で演奏会の案内などの発送準備を行いました。その後、1部2曲、3部3曲、あと2部の合奏も行いましたので、多くの曲を集中して練習出来たと思います。
前週、前々週とは違って、人数が比較的充実していました。しかし人が居ないパートも少し見受けられましたので、これらの方が来られるようになると練習も更に充実してくるのだと思います。やはり大人数で練習できるほうが楽しいですよね。全パート揃ったときにどんなサウンドになるかとても楽しみです。
そしてパーカッションでは本日久しぶりにティンパニを用意することが出来ました…。いつも出してなくて、ご迷惑をお掛けして申し訳ありません。でも、ティンパニが入るだけでサウンドがガラっと変わります。ホント迫力ありますね~ティンパニ。重くて運ぶのが辛いし、たまに運搬中にタイヤが外れて大騒ぎになりますけど、それだけ用意する価値があることを感じさせてくれます。いつも他パートの方が運搬を手伝ってくれるので本当に助かっています。

MGCさんほどでは無いですが、G4も打楽器の人数が慢性的に少ないので、多くの人数が必要な曲に対して人のやりくりにいつも苦慮します。人数不足の場合、一般的には鍵盤楽器(グロッケンやシロフォンなど)からカットせざるを得ないのですが、今回の選曲、特に1部の2曲目と4曲目に関しては作曲者が複数の鍵盤楽器を目立たせる使い方をしているので、思い切ってカットはほとんどせず、太鼓類をまとめて1人で演奏することにしています。

G4の打楽器パートは現在4人なので、1人がティンパニ、1人が太鼓類、残りの2人が鍵盤という編成が基本で、どうしても足りない場合は管楽器の方に助けてもらっています。

定演本番まであと3ヶ月なので時間があるように感じますが、練習回数は本番前日を含めて12回しかありません。幸い、残りの期間はほとんど本番用の打楽器が用意できる会場での練習ですので、セッティングや掛け持ち演奏の確認をしっかりして、本番でトラブルが起きないように備えていきたいと思います。

いつも通り長くなってしまいましたが、この辺で。
次回の日記担当は、今年1回も書いていない方を探して依頼したいと考えています。
それではまた。
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