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活動日記

2月19日

こはま姐さんからバトンをいただきました、フルートパートのコータです。
宜しくお願いいたします。

さて、いよいよ本番まであと一週間となりました。
毎年感じることなのですが、演奏者として一番楽しい時期はこの一週間だなと私は思っています。
それは、いよいよ演奏会!という高揚感と、楽しんでもらえるかな・・・という不安との板挟みによって、
何ともいえないモヤモヤ~っとした不思議な気持ちになるからなのです。
当然この一週間は気もそぞろで落ち着かず、仕事も手に付かない状況でして、
すべてのことが演奏会一色に染まっていきます。
仕事以外の時間を練習や準備に費やすことも多くなり、自然とテンションも高まってくるのですが、
面白いことに、これはどうやらメンバーの殆どが同じような状況に陥っているらしいのです。
そして、集まって何か作業をする中で、演奏について指摘し合ったり、団の展望について語り合ったり、
団に対する自分の想いを暴露したりと、普段は照れくさくて言えないことや、
演奏会を前にして決心したことなどを自然に言い合って、
皆で一つのものを作っているのだという団結感をひしひしと感じることのできる、大切で重要な素晴らしい一週間なのです。

ちなみに演奏会本番が始まった時点で、この楽しさは徐々に消えていきます。
もうこの曲をこのメンバーで演奏することはないんだ、演奏会が終わったらいつもの毎日がまた始まるんだ、
そんな思いがテンションを下げ始め、打ち上げ終了後には達成感と共にすさまじい虚脱感に襲われ、
2-3日は社会復帰ができません。
この虚脱感も言うなれば演奏会の醍醐味なのかもしれませんが、こればかりは何回経験しても楽しめません。

さて、演奏会前最後の練習は13:00~21:30という長丁場で、前半は各曲の微修正。
後半は全曲殆ど通しの練習でした。
後半では練習参加率も上がり、いつになく集中力もあったように感じます。
「大丈夫よ!これだけ練習してきたんだもの!」
演奏会直前ならではの指揮者からの言葉ですが、そんな配慮がとても嬉しいですね。
「何一つ直すところはありません!」
別の指揮者もこう言ってくれました。
一瞬喜んだのもつかの間、その直後にかなりの部分に確認のメスが・・・あわわ。
と、いつもとあまり変わらない感じで最後の練習は終わりました。

メンバー全員がお互いを思いやりながら、演奏会の土台を組み上げてきました。
日曜日はその土台の上に素晴らしい作品を作れるよう、一体となって頑張ります。
ご来場の皆様も、当日は演奏や演出だけでなく、
そんなメンバー同士の思いやりや繋がりも感じていただけたら非常に嬉しく思います。

それでは会場でお待ちしています。どうぞ気をつけてお越しください!

次回、演奏会前日&当日日記は、同じフルートパートのデカチン先輩にお願いします。
はいはい・・・面倒くさいって言わないの!!
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