5月21日練習日記
どうもこんにちは!
しゃべってると唐突に生々しい下ネタを唱えだすふぁみりーさんから日記を受け継ぎました、
クラリネットのやよい卑弥子でございます。彼に汚された美しいメロディーの数は計り知れません。
美しいメロディーに下ネタの歌詞が付くのです。今回も不幸なことに「ポルコ・ロッソ」が犠牲になってしまいました(つД`)ノ
クラリネットの歓迎会があり、リード・マウスピースのことや相方の話題から老眼やモスキート音の聴力テストまで、ワイワイ楽しい飲み会明けで頭がぼーっとしながらも、あせって日記を書いています(ρω-)昨日の夜書き上げるつもりだったのに
さて、サマーコンサートの残り練習のカウントも始まり、残り8回目の練習日。テンポ調整やアーティキュレーションやら、より音楽的な調整をする時期に入ってきました。楽譜どおりしっかりと吹くのって大変で、それを50人ほどの人数で合わせるのはそれはもう... 大変です!事故多発です。
演奏会が近づいているので皆さんの集中力(焦り)もそろそろ上がってくる頃なんだと思っています。
初めて日記を書かせていただきます。昨年の夏に僕が入団してからもう時期的には新人って言葉も使えなくなってきました。良い機会ですので、僕が入団するまでのことを書かせていただきます。
(長いので読み飛ばしてもいいんですよ)
思い返せば前回のサマーコンサート。僕はG4の演奏を客席で聴いていた立場でした。それも独りで(´д⊂)
僕がこちらの世界に足を踏み出したのがちょうどその時期。高校生のときから自分がゲイだって認識はあったんですが、ずっと塞ぎこんで生きてきました。
中学で吹奏楽を始めて、音楽が好きで音楽大学まで行ったのはいいんですが、せっかくいただいた仕事で大きな失敗をしました。たくさんの人に迷惑も掛けてしまい、そうとうヘコんでしまってからは、先も見えない音楽の道をあきらめて楽器も数年まともにさわってない日々を過ごしていました。ほんと楽しくない日々でした...。
...数年した頃に、大学時代にアンサンブルでやったことのある「クープランの墓」という曲の5楽章を車のラジオで耳にました。家に帰って聴きなおしたんですが、すんごい色んな思い出が蘇って、また楽器を吹きたいって思い久しぶりに吹きました。演奏を聴いて喜んでくれた人たちの姿を思い出していました。ホントいい曲で、僕が知る限りこの曲は世界で一番美しいメヌエットだと思っています。またこの曲をできる日は来るんでしょうか...。
さて、話が深入りするのもアレなので...そんなこんなで楽器を吹くと元気が出てきたみたいで、もう二度と吹きたくないと表面では思っていた反面、やっぱり楽器を吹きたいという気持ちは心の奥にありました。失敗したからといってそれを忘れようだとか逃げようとするのは間違っていました。それを楽器にぶつけるなんてとんでもないこと。どんなに重くてもそれを繰り返さないために自分自身が努力をすることで自分を変えていかなければいけないんだと前向きな気持ちになることが大切でした。そしてもっと自分のやりたいことには正直に生きないと楽しく生きられないんだって思いました。それが、こちらの世界にも踏み出してみようと自分と向き合うきっかけにもなりました。
ゲイの吹奏楽団があるみたいだから、せっかく楽器を吹いているのだし、そこでこっちの世界について色々知ることもできるんじゃないかと興味を持ち、ちょうどサマーコンサートをひかえていた時期だったので一度聴きに行ってみよう、と様子を見にサマーコンサート2016に独りで訪れました。元から入団するつもりで聴きにいったんですけどね。
びっくりしたのはお客さんの多さでした。会場を埋め尽くすほどのゲイが集まる空間は僕には少々刺激が強すぎました(;´・ω・`)演奏としては迫力があるなぁという印象でした。みんな「見たまんまの姿が音になって迫ってくる」ような、そんな直球感あふれる演奏でした。
演奏会も聴きに行って気持ちも上がった所で、そこからは楽団に見学に行って、練習終わりにすぐに入団する意思を伝えました。友達とかのつながりの何もない経験値ゼロの僕のような人材は非常に稀だったようですが、皆さんとても温かく迎えてくれました。それが今思っても僕にとってはそれが何よりもありがたいことでした。最初から「コンナところ」にくるなんて勇気あるわねって深い意味のありそうなことも皆さんに言われました。それは定期演奏会に向けての練習で理解したんですが...(゚д゚)
書きすぎるのが僕の悪いクセなので事の経緯はこの辺にしておきましょう...。G4では僕にとって与えてもらったものが多いので、これからは「何か自分がこの楽団にできることはないか」と思っているところです。せっかく音楽を学んできた知識も勿体無いですもんね。今回のサマーコンサートではとある企画のとある小さな曲の編曲を担当しました。チラシには「他」って書いてあるので情報としては公開できないのがもどかしい。小さなお仕事だったかもしれませんが何かG4のために動けるのはとても熱が入りました。曲は長くなってしまいましたが、やっていて楽しいって思いながら作りました。その楽譜も今回の練習で一部メンバーにお渡ししました。今、僕が楽団にできる一番のことは音楽の技術面でのサポートなのかも知れません。
僕のした事は小さな事かもしれませんが、団員全員が多かれ少なかれ一人一人動いてコツコツと作りあげるのがG4の演奏会。吹奏楽としての良さは演奏だけでなく演奏会をつくり上げることにもあると思います。
そういった努力を演奏会のなかでご来場の皆さんにも感じていただければいいですね(´∀`*)
サマーコンサート2017、みなさまのご来場、心よりお待ち申し上げております!
次回の日記は、最近入団されたBass.Clの方に回す予定です(´∀`σ)σヘイッ
しゃべってると唐突に生々しい下ネタを唱えだすふぁみりーさんから日記を受け継ぎました、
クラリネットのやよい卑弥子でございます。彼に汚された美しいメロディーの数は計り知れません。
美しいメロディーに下ネタの歌詞が付くのです。今回も不幸なことに「ポルコ・ロッソ」が犠牲になってしまいました(つД`)ノ
クラリネットの歓迎会があり、リード・マウスピースのことや相方の話題から老眼やモスキート音の聴力テストまで、ワイワイ楽しい飲み会明けで頭がぼーっとしながらも、あせって日記を書いています(ρω-)昨日の夜書き上げるつもりだったのに
さて、サマーコンサートの残り練習のカウントも始まり、残り8回目の練習日。テンポ調整やアーティキュレーションやら、より音楽的な調整をする時期に入ってきました。楽譜どおりしっかりと吹くのって大変で、それを50人ほどの人数で合わせるのはそれはもう... 大変です!事故多発です。
演奏会が近づいているので皆さんの集中力
初めて日記を書かせていただきます。昨年の夏に僕が入団してからもう時期的には新人って言葉も使えなくなってきました。良い機会ですので、僕が入団するまでのことを書かせていただきます。
(長いので読み飛ばしてもいいんですよ)
思い返せば前回のサマーコンサート。僕はG4の演奏を客席で聴いていた立場でした。それも独りで(´д⊂)
僕がこちらの世界に足を踏み出したのがちょうどその時期。高校生のときから自分がゲイだって認識はあったんですが、ずっと塞ぎこんで生きてきました。
中学で吹奏楽を始めて、音楽が好きで音楽大学まで行ったのはいいんですが、せっかくいただいた仕事で大きな失敗をしました。たくさんの人に迷惑も掛けてしまい、そうとうヘコんでしまってからは、先も見えない音楽の道をあきらめて楽器も数年まともにさわってない日々を過ごしていました。ほんと楽しくない日々でした...。
...数年した頃に、大学時代にアンサンブルでやったことのある「クープランの墓」という曲の5楽章を車のラジオで耳にました。家に帰って聴きなおしたんですが、すんごい色んな思い出が蘇って、また楽器を吹きたいって思い久しぶりに吹きました。演奏を聴いて喜んでくれた人たちの姿を思い出していました。ホントいい曲で、僕が知る限りこの曲は世界で一番美しいメヌエットだと思っています。またこの曲をできる日は来るんでしょうか...。
さて、話が深入りするのもアレなので...そんなこんなで楽器を吹くと元気が出てきたみたいで、もう二度と吹きたくないと表面では思っていた反面、やっぱり楽器を吹きたいという気持ちは心の奥にありました。失敗したからといってそれを忘れようだとか逃げようとするのは間違っていました。それを楽器にぶつけるなんてとんでもないこと。どんなに重くてもそれを繰り返さないために自分自身が努力をすることで自分を変えていかなければいけないんだと前向きな気持ちになることが大切でした。そしてもっと自分のやりたいことには正直に生きないと楽しく生きられないんだって思いました。それが、こちらの世界にも踏み出してみようと自分と向き合うきっかけにもなりました。
ゲイの吹奏楽団があるみたいだから、せっかく楽器を吹いているのだし、そこでこっちの世界について色々知ることもできるんじゃないかと興味を持ち、ちょうどサマーコンサートをひかえていた時期だったので一度聴きに行ってみよう、と様子を見にサマーコンサート2016に独りで訪れました。元から入団するつもりで聴きにいったんですけどね。
びっくりしたのはお客さんの多さでした。会場を埋め尽くすほどのゲイが集まる空間は僕には少々刺激が強すぎました(;´・ω・`)演奏としては迫力があるなぁという印象でした。みんな「見たまんまの姿が音になって迫ってくる」ような、そんな直球感あふれる演奏でした。
演奏会も聴きに行って気持ちも上がった所で、そこからは楽団に見学に行って、練習終わりにすぐに入団する意思を伝えました。友達とかのつながりの何もない経験値ゼロの僕のような人材は非常に稀だったようですが、皆さんとても温かく迎えてくれました。それが今思っても僕にとってはそれが何よりもありがたいことでした。最初から「コンナところ」にくるなんて勇気あるわねって深い意味のありそうなことも皆さんに言われました。それは定期演奏会に向けての練習で理解したんですが...(゚д゚)
書きすぎるのが僕の悪いクセなので事の経緯はこの辺にしておきましょう...。G4では僕にとって与えてもらったものが多いので、これからは「何か自分がこの楽団にできることはないか」と思っているところです。せっかく音楽を学んできた知識も勿体無いですもんね。今回のサマーコンサートではとある企画のとある小さな曲の編曲を担当しました。
僕のした事は小さな事かもしれませんが、団員全員が多かれ少なかれ一人一人動いてコツコツと作りあげるのがG4の演奏会。吹奏楽としての良さは演奏だけでなく演奏会をつくり上げることにもあると思います。
そういった努力を演奏会のなかでご来場の皆さんにも感じていただければいいですね(´∀`*)
サマーコンサート2017、みなさまのご来場、心よりお待ち申し上げております!
次回の日記は、最近入団されたBass.Clの方に回す予定です(´∀`σ)σヘイッ
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